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スペシャルコラム

HEALTH

「Women's health 『PMS』にご用心」

春一番が吹き、日差しもやわらかくなってきましたね。春の足音が近づいているようです。新しい季節の訪れに、心がはずみます。コートを脱いで薄着になる前に、ダイエットをはじめた人も多いのでは?
  効率的にダイエットに取り組むなら、自分の体について正しく知る必要があります。特に、女性の体はホルモンに左右されやすく、バランスが崩れてしまうと、辛い症状に悩まされることも少なくありません。月経が近づくと、無性に甘いものが食べたくなったり、突然泣きたくなってしまうなど、自分でも感情をコントロールできなくなるのは、すべてホルモンの仕業なのです。
  このように、月経前に不快な症状が起こることをPMS(月経前症候群)といいます。仕事に支障をきたすことも多いので、対処法を覚えておきましょう。

体重計

痩せにくい原因は
PMSかもしれませんよ

PMSは、月経のはじまる1〜2週間前にあらわれます。排卵が終わり、体温が高い時期ですね。症状は個人差がありますが、体の不調や精神面に影響を及ぼします。体重が増えたり、バストのハリが気になりだしたら、PMSかもしれません。
肉体面の症状では、頭痛や便秘、膨満感などがあげられます。あまりにもひどくなると、貧血で倒れたり、仕事が手に付かなくなることも。このように、通常の生活を送れなくなることもありますが、月経痛と比べるとPMSは理解されにくいのが現状です。しかし、本当に辛いときには、自分を甘やかしてあげることも大事。がんばりすぎずに、適度に休息をとるようにしましょう。

休息

体の不調を感じたらしっかり休息をとること

イライラしたと思えば、突然泣きたくなってしまったり、メンタルバランスが乱れやすいのも特徴です。自分でも気づかないうちにきつい口調になってしまい、周囲の人を傷つけてしまうこともあるかもしれません。人間関係にヒビが入りかねないので、注意が必要です。特に、取引先との商談など、大事なときにこそ意識する必要があります。

  美容面でも悩まされる時期でもあります。月経前になると、肌荒れやむくみがひどくなりやすいのです。いつも使っている化粧品が使えなくなってしまうこともあるので、そのときは低刺激のものにかえるなど、月経周期に合わせて使い分けをするといいでしょう。入浴後にオイルで全身マッサージをすれば、保湿だけでなくむくみにも効果があるのでおすすめです。

洗顔

洗顔後は、しっかりとすすぐことが大事です

辛い時期には、生活を見直す必要があります。規則正しい生活はもちろんのこと、適度な運動も必要です。この時期は痩せにくく、がんばって運動しても効果があらわれにくいので、モチベーションもあがらないかもしれません。しかし、体を動かすことでストレスも解消され、気分がスッキリします。激しい運動をする必要はありませんが、軽いストレッチやウォーキングなど、気軽にできるものを取り入れるといいでしょう。
  食生活にも注意が必要です。香辛料などの刺激の強いものや、カフェインを摂取すると、PMSの症状が悪化してしまうこともあります。職場でコーヒーをよく飲む人は、この時期はハーブティーにかえるといいでしょう。香りの効果でリラックスもでき、不安定な心を落ち着かせてくれます。また、この時期はお酒に酔いやすくなることも多いので、アルコールは控えたほうがいいですね。
  ミネラルの多い食品は、PMSの症状を緩和するといわれています。海藻サラダはミネラルも豊富でさっぱりとしているので、食欲がないときにもおすすめです。

ハーブやフラワー

ハーブやフラワーの香りは心と体にやさしく作用します

症状を改善するには原因を知ることが一番ですが、残念ながらPMSの原因は、はっきりと解明されていません。周囲にも理解されにくく、女性を悩ませてばかり……。
  しかし、自分の体でいま何が起こっているのかを知れば、PMSに備えることはできます。そのためには、毎日基礎体温をはかる習慣をつけましょう。温度が下がったときに排卵しているので、それから月経までの間、自分の体と上手に付き合えるようにいろいろと工夫するのも楽しいですよ。
  うんざりするだけよりも、どうやったら快適に過ごせるかを考えるようにすれば、辛さも軽減できるはず。ポジティブシンキングで、楽しい毎日を過ごしてください。

ティータイム

お気に入りの本を読みながらティータイムを楽しみましょう

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