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スペシャルコラム

スペシャルコラム

「デキる女は字がキレイ! 書道のススメ」

何かとせわしない年末年始。公私ともに予定がつまってしまい、猫の手も借りたい人が多いのでは?
 それでも一年の始まりはきちんと挨拶したいもの。年賀状や寒中見舞いはメールで済ませず、ハガキを送るべきです。最近では、年賀状作成ソフトがパソコン購入時にインストールされていることも多く、写真やイラストを手軽に取り込むことができます。
 もちろん、宛名も住所録を作成すれば、パソコンで簡単に作成することができますが、すべてパソコンで作成した年賀状は味気なく感じませんか? 宛名だけでも美しい手書き文字で心を伝えたいものです。
 パソコンが主流のいま、毛筆が生み出す文字の美しさが見直されています。年賀状以外にも活用できるシーンが多いので、年明けから挑戦してはいかがでしょうか。

初春

海外でも人気の書道に
挑戦してみませんか?

子供のころ、習字教室に通っていた人も多いと思います。習字とは、字があらわすように「字を習う」ものです。トメやハネをきちんと理解することができます。美しい字の形を学べるので、習字経験者はキレイな字を書くことができる人が多いですね。
 基本が身についている人は、一歩進んで書道にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。お手本の通りに書くだけではなく、個性を盛り込むことができるので、創造性が養われます。「作品」を創る喜びが味わえるでしょう。筆を使うことは脳のトレーニングにも効果があるので、柔軟性を養うこともできます。

廊下

初心者は基本である「習字」からスタート!

硯で墨をすりながら精神を統一し、筆に魂を込める。これを定期的に行うことで、集中力を高めることができます。仕事が忙しいと気持ちが落ち着かなくなりがちですが、集中力が鍛えられれば目の前の作業だけを考えられるようになるはず。効率よく仕事を進められるようになるので、あなたの評価も一気にアップするでしょう。
 美しい字が書けるようになるだけではなく、姿勢がよくなることも見逃せません。書道教室では、筆の持ち方から座り方まで、丁寧に指導してくれます。美しい所作も身につけられるので、一石二鳥以上に得られるものがあるはず。

硯

墨の香りを感じながら精神統一しましょう

現代では筆を使う機会は少なくなりましたが、祝儀袋や展覧会の芳名簿などでは、いまでも筆を使うことが求められることもあります。パソコンに慣れてしまうと、いざというときにきちんとした字を書けなくなってしまうことも……。人前でも自信を持って字を書くことはできますか?
 このようなときに情けない字を書いてしまっては、恥をかくだけではなく、相手方に失礼です。字はその人の心を反映するものでもあります。ひと筆ごとにお祝いや感謝の気持ちを込めて、スマートに振舞いたいものです。

祝儀袋

冠婚葬祭のときにも役立つ習い事です

書の道を究めれば、教室を開いたり、賞状技法士として活躍することもできます。在宅でもできる仕事なので、副業や子育ての合間にできると人気です。また、結婚式場やホテルでも重宝され、スキルアップにもなります。子供の頃に習っていた人はすぐに感覚を取り戻すことができるでしょう。しかし、初めて挑戦する人には、ちょっと敷居が高く感じるかもしれません。
最近では、大人向けの講座もたくさん開講しています。職場や自宅の近くで教室を探してみてはいかがでしょうか。毛筆の流れる様を感じながら、改めて字の美しさを感じ取る。姿勢を正して書道を習うことで、精神性をはじめ、たくさんの気づきを得られることでしょう。

文鎮

文鎮などの小物探しも楽しみのひとつです

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