つれづれ BLOG

　相手とのコミュニケーションツールとして、今や電話と同等以上に使われているのが電子メールです。ただ、このメールも複数の相手に同時配信となると、配慮が欠けるとトラブルへと発展することがあるので注意したいものです。

　複数の相手に同じ内容のメールを送る際、その人ごとに作っていたら手間がかかるもの。そこで便利な機能としてあるのが、「CC」（カーボンコピー）と「BCC」（ブラインドカーボンコピー）という同時配信機能！これを使えば、入力されたアドレスに、一斉配信できるので、何度もメールを書く必要がなくなるのです。ただ、同時配信時には、いくつか注意したいことがありますので注意しましょう。

　たとえば自分が取り組んでいる仕事で、担当者以外に２名かかわっている人がいるとします。この場合、担当者は宛先である「TO」へ入力し、ほかの２人は「CC」となり、同じ内容のメールを読んでもらい、情報を共有するようにします。ところが担当者を「CC」、ほかのあまりかかわっていない人を「TO」で配信してしまった場合、相手によっては気分を害することもあるので注意しましょう。

　また、何かの案内状など複数の企業へ配信する場合など、相手同士が面識のない場合もあります。そのようなときに「CC」で送ると、メールアドレスは全員に知られてしまうため、問題になることもあるのです。こうした問題を防ぐ際には非公開の「BCC」を利用することをオススメします！