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チョコレートの話♪
チョコレートの話
立春を過ぎましたが、まだまだ寒いですね。
早いもので、もう2月。
2月のビッグイベントといえば、バレンタインデー。
このチョコレート、カカオ豆の原産地はメキシコのエリアです。
メキシコでは古代マヤ文明の頃から、食物とされていました。
サルがカカオの実を食べているのを見た古代メキシコの人たちが、
サルが食べられるのなら人間も食べられるはずと食べ始めたのだそうです。
今日は手作りチョコレート体験の話。
手作りチョコと聞けば、トリュフなどを思い浮かべますが、体験したのはカカオ豆からのチョコレート作り。
カカオの果実はカカオポッドと呼ばれ、15cmから30cmくらいの大きさで、
中に最大60個ほどの種子が入っていて、この種子がカカオ豆です。
昔は石の上でカカオ豆を砕いてペーストにしたそうです。
![](http://jinzaicms.anajinzai.com/contents/file/blog/92/view_92_1.png)
さすがに石の上で砕くと古代の方法ではありませんでしたが、カカオ豆を砕いてミルに何度も通し、
取っ手をひたすら回してペーストにし、砂糖やバニラなどを加えるという少し現代風にしたもの。
![](http://jinzaicms.anajinzai.com/contents/file/blog/92/view_92_2.png)
残念なことにメキシコではチョコレートの作り方は発展しなかったのですが、
こういうやり方から時間を経て進化し、今の素敵で繊細な味のチョコレートがあるのです。
チョコレートといって思い浮かべるのは、スイスやベルギーなどヨーロッパの洗練された味のもの。
でもメキシコでは、チョコレートドリンクが人気です。
メキシコの人ならだれでも知っているCHOCOLATE ABUELITA。
直訳すると"おばあちゃんのチョコレート"。
![](http://jinzaicms.anajinzai.com/contents/file/blog/92/view_92_3.png)
このチョコレートは食べるのではなく、牛乳を温めて溶かしてホットチョコレートとして飲むものです。
なめらかさはありませんが、素朴なカカオ本来の味を楽しめます。
香り付けにシナモンを入れるのが一般的ですが、チリなどのスパイスを入れることもあります。
また、メキシコには、チョコレートドリンクを作るための専用の入れ物もあるのです。
ミルクを温めてチョコレートをとかし、このポットに入れ木の泡立棒を回して、たくさんの泡を立てます。
こうやって作った熱々のチョコレートに、甘いパンやチュロスを浸して食べるのがメキシコの定番。
![](http://jinzaicms.anajinzai.com/contents/file/blog/92/view_92_4.png)
メキシコに行く機会があったら、カフェやレストランでぜひこのドリンクとチュロスを試してみてください。
1年で一番たくさんの種類のチョコレートが店頭に並ぶこの時期。
普段売っていないものもたくさんあります。
美味しいチョコレート、楽しんでください!
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